1日1捨
断捨離は得意ですか?
昨今とても話題になっているこのテーマですが、これだけ話題になり、TVでも特集が組まれ、断捨離に関する様々な本も出回っているので、それだけ断捨離をやりたいという人が多いということだと思います。
と同時に、それがなかなかできない人が多いのも事実だと思います。
私も、その1人。
・断捨離をこれまで何度かトライしたけど続かなかった人
・ズボラな人にこそオススメ
・今日からできる小さな断捨離
について、今日は書きたいと思います。
断捨離はモチベーションが上がった一時、真剣に根を詰めてやってみて片付いても、また日々暮らしていく中で少しずつものは溜まっていくんです。
どうしようもないですねこればかりは。
皆さんもご経験はありませんか?
そして散らかった部屋、ものが増えていく自分にちょっと情けなくなったり、小さな敗北感を味わいます。
念のため、が多すぎたり
思い出、が多すぎたり
なんとなく、が多すぎたり
整理のついていない心を綺麗に表しているのがやっぱり自分の部屋ですよね。
こんまりさんの、ときめくものだけを残す、という方法も私自身試しましたが、私の場合はいろんなものにときめいてしまって、その方法ではものがなかなか減りませんでした(笑)
でも、本当の必要なものだけに囲まれて暮らすことができれば、確かに軽やかな心持ちで生きていける気がしますよね。
断捨離について調べていく中で、私が出会った「1日1捨」という考え方。
これが、私はオススメです。
1日1つ何かを手放すだけで良いのです。
それは、ものすごく小さなものでもOKです。
なんなら財布の中のレシートでもOK。小さなメモ書きでもOK。
ずっと処分したかった服、スペースだけをとっていたオシャレな家具、散らかった雑務系の書類たち、いつかのためにと取っておいた包装紙・・・
大きいものから小さいものからなんでも候補に入れます。
そして、レシート1枚でも、捨てられたらそれでミッション達成です。
この1捨を毎日続けるだけで、意外と、環境も気持ちもスッキリしていくんです。
これは本当に!
何にもせずに過ごす1週間より、7つ手放せたということになるのです。
1週間は7日間あるので、当たり前のことですが、それだけでも結構進みませんか?
どんなに小さいものでも良いので、ひとつ手放す日々を繰り返すだけ。
どうにも捨てるものが見つからない日は、TV台の埃を拭いたウェットティッシュを捨てる、これをカウントしたって良いのです。
これは私のルールですが(笑)
自分なりに何かを捨てた、と思う日々を積み重ねていると、部屋がほんの少しずつでも片付くのと同時に、小さな達成感も積み重ねていくことができる点が、この方法のもうひとつの良いところです。
大人になってから習慣を変えたりするのは難しいですよね。
いろんな自己啓発本を読んで知識やヒントを得ても、実践が続けられない。
そんな自分が嫌になる、そんな経験を積み重ねている大人は案外多いのではないでしょうか?
この1日1つだけ、何かを手放す、捨てる。
まずはこのものすごく小さなことから手を付けてみませんか?
とりあえず、続けてみることで、自分自身がひとつの行動を続けられているという肯定的な感情も生まれます。
初めはそこまで求めて始める必要はありませんが、「とりあえず」でやってみるには、比較的低いハードルの「1日1捨」オススメです。
Make space in your room and mind.
常にバッターボックスに立て。
私が読んだ本の中から印象に残った言葉をご紹介します。
今日は、永松茂久さんの「30代を無駄に生きるな」という本からの抜粋です。
・何かにチャレンジしたくでもできない人
・何かに一歩足を踏み入れたけれども怖くて身動きが取れなくなってしまった人
・失敗ばかりの毎日に落ち込んでいる人
そんな方は是非、最後までお読みください。
この手の本は20代、30代、40代と各世代向けに多くの人が書かれていますが、その年代でなくとも活かせるヒントが個々の本にはたくさん込められていると個人的には思っています。20代の頃に読んだ20代向けの本からも、当時の私は仕事に活かせる心構えをいくつも学んだことを思い出します。
・「成功運を上げたければ、とにかくバッターボックスに立て」
要は、行動を起こさないと経験はできない、という謹言です。
行動し続ける人は失敗の数も多い。怖いですよね。失敗が続くとなんで自分はこんなにダメなんだろうと何回も思います。
でも、「運はバッターボックスに立った数に比例する」というのです。
いきなりホームランを打てなくても、何度もその場数を踏むことで、知識や経験が得られ、いつか、のための準備が着々とできていく。
なるほど、確かに経験しないと分からなかったことは蓄積されていきますよね。
もし、その場へ立っていない外野から、やいのやいの文句を言われることがあったとしても、そんなことは気にしなくても大丈夫。外から言うことは簡単だからです。
でも何度もその現場へ立つという勇気ある行動をしている側の自分に自信を持ちましょう。こっち側でない人たちの言葉なんて、無視すればよい。そう思うように切り替えましょう。
・「まず、いかにバッターボックスに立つかが一番大切」。
適度に経験を積み、年齢も重ねてくる30代にもなると、自分でもびっくりするくらい、新しいことへの1歩を恐れている自分に気づきます。だっせ~と思いながらも、怖くてすくむのです。
でも、「塁に出るチャンスは、バッターボックスに立った人にしかやってこない」。
チャンスを掴むためには行動あるのみ、ですね。30代だからこそ、心地よい慣れた安全地帯からひとつ飛び出す勇気を持ち、そして持つだけでなくその勇気を使って踏み出すことをやるのに適しているのも30代と、そのようなことも書いてあります。
40代になると、体力や気力的にも30代と比べると難しくなるため、えいやー!の1歩は30代のうちの方が良いそうです。「今日が一番若い」とはよく聞く言葉ですね。
この本を読みながら、つい先日、人気番組「世界の果てまでイッテQ」で、みやぞんがすごく素敵なことを言っていて、メモした言葉を思い出しました。
公務員を辞めてヨガのインストラクターとして活動し始めた今の私は、始めてからずっと、やりたいことへ踏み出して実際に動いてはいるものの、今後の不安に押しつぶされそうな毎日に悶々としていました。というか、今もいます(笑)
みやぞんは、子ども番組のイベントで小学生から
「夢を叶える時に大切なことはなんですか?」聞かれたときにこう答えたそうです。
夢って遠くから見てる時は山が小さいからいける気がする
だけど本当に登り始めたときに
やっぱり上にはもっとスゴい人がいると思ったりくじけたりするよ
でもその時に落ち込まないでね
もうそれは夢に向かって登ってる証拠だから
だからくじけて当然だし
諦めるんじゃなくてもう登ってる
プロに向かってる証拠だ
そう伝えたそうです
そうか、登り始めているから苦しいんだ!と私はハッと気づいたのです。
これはきっとバッターボックスに立っているということ。
経験しているからこそ、感じるものがあり悩みも生まれます。
未熟で情けなくてふがいないなーなんてことを考え出すと終わりません。
でも、それは実際にその中へ入ったから苦しいということ。
それを受け止め、乗り越えたその先にはきっと何かがあるのだと思います。
何かが。思えなくても、無理くりにでもそう信じましょう。
Everyone starts from a beginner.