あうとぷっとブログ

ちょっと心に残った言葉などを記していきます。アラサー元公務員です。

常にバッターボックスに立て。

私が読んだ本の中から印象に残った言葉をご紹介します。

 

今日は、永松茂久さんの「30代を無駄に生きるな」という本からの抜粋です。

・何かにチャレンジしたくでもできない人

・何かに一歩足を踏み入れたけれども怖くて身動きが取れなくなってしまった人

・失敗ばかりの毎日に落ち込んでいる人

そんな方は是非、最後までお読みください。

 

この手の本は20代、30代、40代と各世代向けに多くの人が書かれていますが、その年代でなくとも活かせるヒントが個々の本にはたくさん込められていると個人的には思っています。20代の頃に読んだ20代向けの本からも、当時の私は仕事に活かせる心構えをいくつも学んだことを思い出します。

 

「成功運を上げたければ、とにかくバッターボックスに立て」

要は、行動を起こさないと経験はできない、という謹言です。

行動し続ける人は失敗の数も多い。怖いですよね。失敗が続くとなんで自分はこんなにダメなんだろうと何回も思います。

でも、「運はバッターボックスに立った数に比例する」というのです。

いきなりホームランを打てなくても、何度もその場数を踏むことで、知識や経験が得られ、いつか、のための準備が着々とできていく。

なるほど、確かに経験しないと分からなかったことは蓄積されていきますよね。

もし、その場へ立っていない外野から、やいのやいの文句を言われることがあったとしても、そんなことは気にしなくても大丈夫。外から言うことは簡単だからです。

でも何度もその現場へ立つという勇気ある行動をしている側の自分に自信を持ちましょう。こっち側でない人たちの言葉なんて、無視すればよい。そう思うように切り替えましょう。

 

「まず、いかにバッターボックスに立つかが一番大切」

適度に経験を積み、年齢も重ねてくる30代にもなると、自分でもびっくりするくらい、新しいことへの1歩を恐れている自分に気づきます。だっせ~と思いながらも、怖くてすくむのです。

でも、「塁に出るチャンスは、バッターボックスに立った人にしかやってこない」。

チャンスを掴むためには行動あるのみ、ですね。30代だからこそ、心地よい慣れた安全地帯からひとつ飛び出す勇気を持ち、そして持つだけでなくその勇気を使って踏み出すことをやるのに適しているのも30代と、そのようなことも書いてあります。

40代になると、体力や気力的にも30代と比べると難しくなるため、えいやー!の1歩は30代のうちの方が良いそうです。「今日が一番若い」とはよく聞く言葉ですね。

 

この本を読みながら、つい先日、人気番組「世界の果てまでイッテQ」で、みやぞんがすごく素敵なことを言っていて、メモした言葉を思い出しました。

公務員を辞めてヨガのインストラクターとして活動し始めた今の私は、始めてからずっと、やりたいことへ踏み出して実際に動いてはいるものの、今後の不安に押しつぶされそうな毎日に悶々としていました。というか、今もいます(笑)

 

みやぞんは、子ども番組のイベントで小学生から

「夢を叶える時に大切なことはなんですか?」聞かれたときにこう答えたそうです。

夢って遠くから見てる時は山が小さいからいける気がする

だけど本当に登り始めたときに

やっぱり上にはもっとスゴい人がいると思ったりくじけたりするよ

でもその時に落ち込まないでね

もうそれは夢に向かって登ってる証拠だから

だからくじけて当然だし

諦めるんじゃなくてもう登ってる

プロに向かってる証拠だ

 

そう伝えたそうです

 

そうか、登り始めているから苦しいんだ!と私はハッと気づいたのです。

これはきっとバッターボックスに立っているということ。

経験しているからこそ、感じるものがあり悩みも生まれます。

未熟で情けなくてふがいないなーなんてことを考え出すと終わりません。

でも、それは実際にその中へ入ったから苦しいということ。

それを受け止め、乗り越えたその先にはきっと何かがあるのだと思います。

何かが。思えなくても、無理くりにでもそう信じましょう。

 

Everyone starts from a beginner.